前回の記事の続きです。
今回は後席とラゲッジを見ていきます。
目次
2列目シート
一見して分かるくらいに後席は広い。
座った状態での膝前のスペースはコブシ2個分が余裕であります。
幅も広く大変居心地がよいです。
真ん中の席をくるりんぱするとカップホルダー&テーブルが出現します。同時に収納スペースも出現。
さらに大きなアームレストも出現します。
後席の居住性は高級セダンクラスではないでしょうか。
唯一残念に感じたのは、ヘッドレストの高さ調整が上か下の2段階だったこと。
もちろん角度調整もありません。
社外品でヘッドレストに付けるタイプのネックピローがあるといいかも。
車体の幅が広めなので、降りるときに裾が汚れてしまう恐れはありそうですが、十分許容範囲内です。
前席よりは乗り降りしやすいですね。
中央にも座ってみましたが、センターコンソールが出っ張っていて足の置き場にちょっと困る感じです。
また、左から右の席に移動しようとしたときも同じ理由で移動しにくいです。
路側帯に停車して乗り降りするときはちょっと注意が必要ですね。
一応5人乗りですが、快適に乗車できる人数は4人ですね。
この車は発売当初、3列シートの低いミニバンという車だったんですよね。
そこから3列目を排除して2列目を広くしたら、2列目シートが広くて非常に快適になってしまった、っていう印象が強いです。
ラゲッジルーム
ラゲッジも見てみます。
ヒンジがやや前方にあるので後ろが壁でもリアゲートがぶつかる心配は少ないでしょう。
ゲレンデの駐車場では後方に別の車が停まることが多いので、こういう開き方は好印象。
ラゲッジスペースは大変広く、4人分3泊分くらいは余裕かと思います。男4人なら1週間も余裕ではないでしょうか。
普段使いとしては広すぎて手に余るかも、と思いました。
ラゲッジ用のランプも付いているので夜も安心です。
後席シートに付いているレバーを操作すれば後席シートを倒すことができます。
左右6:4分割です。
このレバーはリアゲートから操作することが出来ますが、ラゲッジスペースが前後に長いのでちょっと遠く感じました。
無難なのはリアドア側からレバーを操作することですね。
また、シートはフルフラットにはならず、車中泊に使うには段差を埋める工夫が必要です。
さらに、ルーフが低いのでちょっと窮屈かも知れませんね。
ちなみに後席シートを倒すとこんな感じ。1列目シートの快適性には影響しないと思います。
2列目シートの足元が使えそうです。ここに靴を置いてリアドアから出入りすれば良さそう。
スノーボードも置いてみました。因みに長さは156cmという普通~ちょっと長めの板です。
かなり余裕であることが分かります。170cmくらいのスノーボードでも問題なく積載できそう。
ちなみに2列目シートを倒さないでスノーボードが乗るのかも試してみました。
乗らなくは無いが安定感にかけます。走行中にガタガタうるさそう。
3人までなら片方の後席シートを倒せばスノーボードも大丈夫そう。4人だとキャリアが必要でしょうね。
ラゲッジスペースに収納されているものもちょっとチェックしてみます。
ラゲッジ左右にパンク修理キットが収納されていました。
床のカバーを開けるとジャッキ類が収納されていました。
ちょっとした収納としても使えそうです。
これの下にも何かありそうでしたが、開けにくかったので諦めました。
ちょっと気になった点がありまして、ラゲッジは低くて良いのですが、リアバンパーが若干張り出しており、物を出し入れするときにちょっと遠い印象がありました。
スノーボードで使う場合、ゲレンデに着いて準備するとき、ラゲッジに置いた荷物を頻繁に出し入れするのですが、バンパーが張り出していると中腰の姿勢が強くなるので腰が辛いんですよね。
また、低床であることもこの点はマイナスに働くので、スノーボード用としてはちょっと微妙かも、と思いました。
旅行等であれば、宿泊先に到着してから荷物を出し入れする程度ならさほど問題はなさそうです。
次は走行に関してです。