風呂場の排水溝からチョウバエが大量に涌いてしまいました。
今回は原因と思われる汚れの除去と、汚れが蓄積する原因の排除を行なっていきます。
いきなりですが発生源はこちら。閲覧注意。
排水溝の入り口にドロドロの汚れが。
汚れの正体は髪の毛や石鹸カスや皮脂汚れ。
おそらく、これがチョウバエのウジの栄養になっていると推測します。
まずはこの汚れを取り除いていきます。
ピンセットで髪の毛を除去しました。
排水溝入り口とパイプの間に隙間(緑矢印)があります。
この隙間の下の方に汚れが蓄積し、チョウバエのウジの栄養になっていると推測します。
ここめがけてパイプユニッシュをぶっかけました。
だいぶ綺麗になりました。
パイプの中に熱湯や殺虫剤を撒いても効果が薄かったのはパイプの外でウジが成長していたからだったのでしょう。
さて、ここからこの隙間を埋めていきます。
おふろ場・タイル目地60分なおしという補修材です。
お値段500円くらい。
この手の補修材としてはちょっとお高めですが、すぐに硬化し、この日に風呂が使えるのは大きなメリットなのでこちらを使います。
上蓋のネジ部を保護するためにマスキングテープで養生します。
水分をできるだけ除去しないとテープがつかないので注意です。
補修に必要そうな量をビニール袋に入れ、水を少しづつ入れて練っていきます。
固さは耳たぶより少し柔らかいくらい。
はい、練り終わりました。
袋の端をカッターでカットし、補修材を絞り出せるようにします。
ゴム手袋を付けた指先に補修材をちょっと取りながら隙間に充填していきます。
奥に押し込むように充填し、ちょっと盛り上がるくらいに乗せ、最後はヘラで削り取るといい感じに仕上がるかも。
ちょっと凹凸が出来ちゃいましたが、隙間を埋めるという当初の目的は十分果たしているので合格です。
パイプ内壁に付いた補修材は髪の毛が引っかかる可能性が高いので、割り箸に布を輪ゴムで巻いたもの(松井棒)で取り除いていきます。
桶に水を汲んでおいて、松井棒を洗いながら作業すると綺麗になりますね。
パイプ内壁は綺麗になりました。
マスキングテープを取り除きます。
メッキ部分に補修材の段差ができています。
ここも軽く拭いて段差を無くします。
こんなもんで十分でしょう。
日々の掃除の過程で少しづつ削れていきますので少々残っても問題ありません。
あとは上蓋を締めて完成です。
これでチョウバエがゼロになるといいな~。
今回使ったもの↓
・ハイプユニッシュ
・補修材(おふろ場・タイル目地60分なおし)
・マスキングテープ
・ゴム手袋(エンジニアグローブ)
・割り箸(松井棒)
・ボロ布(松井棒)
・輪ゴム(松井棒)
・ビニール袋(補修材の袋でも可)
・歯ブラシ(掃除用)
作業時間1.5hくらい(内30分はパイプユニッシュ放置時間)